30代を無駄に生きるな 永松茂久

f:id:myroom1203:20210728205148j:plain

 

 

 

著者プロフィール

・永松茂久

・株式会社人財育成JAPAN 代表取締役など肩書多数。

・「一流の人材を集めるのではなく、いまる人間を一流にする」というコンセプトの人材育成に定評があり、セミナーや講演を実施。

・著書に「人は話し方が9割」、「心の壁の壊し方」など多数あり、累計発行部数は110万部を突破いしている。

 

内容と考察

・30代にとって、人生の羅針盤になる1冊。

・基本的な事柄であるものの、よりよく生きることは基本の積み重ねであることを痛感します。

・著者曰く『30代はまさに「選択」と「決断」を問われる、人生で一番分岐点の多い時期』だということです。この大切な時期に、ただ漫然と過ごすか、根拠と目的を持って行動するか、40代を迎えたとき、大きな差が表れると思います。ぜひお試しください。

 

 

内容をいくつかご紹介します。

 

・あなたが全力で走りたいと思うなら、なるべく余計な荷物は置いたほうがいい。

・著者のいう「荷物」とは、「捨てられない無駄な思考やプライド、過去の失敗体験、物理的に足を引っ張ろうとする人間関係」などのことを指すとのこと。

 

・30代は「お金持ち」ではなく「人持ち」を目指すべき
・「肩書やお金の額ではなく、ありのままのあたな自身を信頼してくれる人を増やそう。」とのこと。とても共感しました。人は出会いなくして成長なし。
 
人生において、手っ取り早く何かを得たいとか成し遂げたいという人も多いが、手っ取り早く本物を得ることは絶対にできない。
・人生に近道はないのかもしれない。安易な道は選ばないようにしたい。ただ、本には先人の知恵が詰まっているので、読書は歩む速度を加速させてくれると思います。 
「30代を豊かなものにするひとつの大きな鍵は、本だ。」
 

 

1つずつでも、取り入れて有意義な30代にしたい、そう思える本でした。