バカでも稼げる「米国株」高配当投資 バフェット太郎

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著者プロフィール

・バフェット太郎

・米国株グログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」を運営。

・コカ・コーラ株やジョンソン・エンド・ジョンソン株など米国の超大型連続高配当株10社に均等分散投資をしており、毎月10万円超の配当金を組入れ比率最低銘柄に再投資している。

 

 

本の内容と考察

・米国高配当株投資のイロハが学べる良書だと思います。

・バフェット太郎氏の投資スタイルは、とてもシンプルかつ合理的なもので、概要は下記のとおりです。

 

米国超大型優良連続増配高配当株10銘柄程度に分散投資
・一度買ったら売らない「バイ&ホールド
・配当金を組入れ比率最低銘柄に再投資することで資産の最大化を目指す。
 
とてもシンプルですよね。
「スタバでフラペチーノを飲むくらい簡単」と著者も述べています。
 

 

超大型優良連続増配高配当株とは
・連続増配実績が20年以上あるか、あるいは連続増配実績が20年未満でも、事業の競争優位性の高さを背景に、安定した配当が期待できる銘柄に投資するようにしてください。
・アップル(Apple)、マイクロソフト(Microsoft)、マクドナルド、コカ・コーラなど、皆さんも馴染みのある企業名ではないでしょうか。これらも著者がオススメしている銘柄の候補です。
・本書では、バフェット太郎氏が選ぶ30銘柄も紹介されていますので、詳細はぜひ書籍をご覧いただければと思います。
 
 
連続増配株と高配当株の違い
・著者は「連続増配株」と「高配当株」の違いを混同してはいけない、と述べています。私も誤解しており勉強になったので、紹介したいと思います。
 
連続増配株は不況時に配当利回りが高くなり、配当金でより多くの値下がりした株を買い増すことができますが、
高配当株に投資しても不況時に減配することが多々あるため、せっかく値下がりした株を買おうと思っても配当が減配しているため、十分に買い増すことができないんです。
 
連続増配という点がポイントであることを強く認識しました。 
 
株の買い方
・10銘柄のうち、「回復1銘柄、好況1銘柄、後退1銘柄、不況7銘柄」に分散して購入していきます。初めから全て購入するにはそれなりの資産が必要になるので、購入できるところから少しずつ買い集めていくので構わないそうです。
・回復、好況、後退…とは、景気循環別の銘柄です。それぞれの景気局面に強いセクターがあり、分散しておくことで、リスクヘッジになるとのこと。
・購入は、ネット証券がおススメです。楽天証券やSBI証券が候補になると思います。楽天証券については、過去のブログで紹介しているので、良かったらご覧ください。
 
楽天証券について

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投資の情報は巷にたくさん溢れていますが、この本はとてもわかりやすく解説してくれている良書だと思います。情報収集はそこそこに、実際に行動=投資にチャレンジする上で、本書は役立つ本だと思いますので、ぜひお試しください。