今回はわが家で購入している米国高配当株ETFのなかから、
VYMについてご紹介します。
ETFとは何?
まず、簡単にETFのことをご説明すると、
「Exchange Traded Fund」の略で、
日本語では上場投資信託のことを指します。
ETFは投資信託と違って市場で普通に売り買いできる特徴があります。
ETFのうち米国高配当株ETFとは、
米国の高配当株式に分散投資されたETFです。
VYMの特徴について
そのうちVYMは、米国の3大資産運用会社の1つである、
バンガード社が運営する米国高配当ETFとなります。
バンガード 米国高配当株式という名称です。
主な特徴は下記の通りです。
1設定日
2006年11月10日の設立です。
リーマンショック前に運用がスタートしている点が特徴です。
2銘柄数
約400社(分散度合い)で構成されています。
50以上の銘柄に分散されていれば、
「分散できている」と考えても良いと思いますので、
申し分ありません。
VYMは金融(約19%)、
次いで消費財(約13%)の銘柄が多くなっています。
なお金融セクターは、政策金利、中央銀行の金融政策に、
株価が連動しやすい特徴があります。
3配当利回り
以前は3%台だったのですが、
2021年6月4日時点では、2.80%となっています。
日本の普通預金金利が0.001%である点と比較すると、
その差は明らかですよね。
四半期ごとに投資家へ分配金(配当金)が出されますが、
定期的に不労所得が得られるので、とても有難いです。
4経費率
経費率は0.06%です。
経費率とは、ETF保有時のコスト(手数料)のことです。
購入時に生じるコスト(購入手数料や為替コスト等)や、
配当の課税コスト(米国と日本での所得税等)など、
他のコストがありますが、ここではひとまず割愛します。
経費率が0.1%以下であれば問題ないと考えますので、
低コストで運用が可能です。
コストの試算(簡易)
仮にVYM100万円に対して、年間コストはたったの600円。
一日あたり約1.6円で私たちのお金をしっかり運用してくれます。
わが家の失敗談
投資を始めた際、
とある証券会社の営業マンに勧められるがまま購入したETFは、
経費率がなんと3%もあるぼったくり商品でした。
彼らの手数料ビジネスの世界を垣間見た経験でした。
ちなみに、そのETFは損切しています。
悔しいですが、勉強代としていい教訓と考えるようにしています。
購入方法について
さて、購入は、楽天証券やSBI証券、
どちらかのネット証券で購入するのがオススメです。
SBI証券は唯一定期買い付けができますので、
毎月コツコツと購入したい方にも向いています。
一方、楽天証券は
SBI証券と比べてサイトが見やすい印象があり、
初めて米国株を購入される方は、楽天証券もオススメです。
最後に
具体的な購入方法については、
また改めて記事にまとめたいと思います。
なお、投資はリスクを伴うため自己の判断でお願いいたします。
株価の変動で損をすることもありますが、
資産運用は家計を強化する有力な手段の1つですので、
少額からでも実践してみてください。
投資信託に関心がある方は、
こちらの記事もご覧ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。