本から学ぶ、「金融機関に騙されないための資産運用」

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今回は、金融機関に騙されないための資産運用について

説明したいと思います。

 

勉強になった本は、

山崎元さんの「やってはいけない資産運用」というムックです。

 

 

金融機関の営業さんは、巧みな話術で皆さんの資産から手数料を奪いにきます。

 

賢く無駄なく運用して、皆さんの大切なお金を確実に増やしていきましょう。

 

 

 

 

1.銀行員を信じない

銀行の収入源は、

カードローンとATMの手数料

投資信託や保険、外貨預金の手数料

投資信託の信託報酬保険の切り替えに伴う手数料等です。

油断すると、上手に手数料を取られてしまいますので、要注意。

もちろん、営業マンのみんながみんな、そうだとは言いませんが、

営業マンもサラリーマンである以上、利益を上げなければなりません。

 

銀行とのお付き合いは、口座に預金するにとどめましょう。

この点でもネット銀行なら営業がないので安心です。

 

2.証券マンを信じない

証券会社の窓口に行ったことのある方はご存知だと思いますが、

窓口には受付がおり丁寧な接客をしてくれるなど、

我々を気持ちよく、もてなしてくれます。

 

でも、その人たちの人件費はどこから捻出されているのでしょうか。

それは皆さんから徴収した手数料です。

 

顧客が儲かる商品ではなく、

手数料で証券会社が儲かる商品こそ、

証券マンが勧めてくる商品であると思ったほうがよいでしょう。

 

購入時・保有時・売却時に、

とにかく証券会社が手数料を稼げる商品を勧めてくるはずです。

我が家も大手証券会社に最初に勧められた投資信託は、

毎月分配型の手数料が高い商品でした。

 VTやVTIといった超優良ETFなどは、

窓口ではまずお薦めしてもらえないでしょう。

 

 

3.毎月分配型投資信託は買わない

投資信託には、毎月分配型のものがあります。

月々、分配金をもらえるのであれば、

お小遣いが増えてうれしくなる気持ちは分かります。

ただ、毎月分配型投資信託には、下記のデメリットがあるのです。

 

毎月分配型投資信託のデメリット

①受け取るたびに税金が徴収されます。

 1年に1度しか分配金を出さない商品なら、

 1年間は税金を含めて運用できるので複利の面で効率的です。

 

②銀行や証券会社の対面の窓口で購入すると、

 手数料が高い点もデメリットです。

 

例えば販売手数料が2~3%、

管理手数料である信託報酬も年率1.5%超の、

ぼったくり商品が多いのが現状です。

購入した時点で手数料負けする商品は買わないのがベストです。

 

おすすめの証券会社

おすすめは、誰からも勧誘を受けることがないネット証券で、

しっかりとコストの安い商品を吟味した上で、

コツコツ組み立てて運用することがお勧めです。

 

 

楽天証券については、こちらの記事でご紹介しています。 

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良い商品とは

良い商品の見極め方は、

ノーロード(購入時の販売手数料が無料)、

信託報酬が0.3%以下など、手数料の安いさは1つの基準です。

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投資はお金持ちになる手段の1つです。

一方で、手数料という形で、

皆さんの大事な資産を減らさないよう、

しっかり学んで、資産形成を進めていきましょう。

 

今回は山崎元さんの「やってはいけない資産運用」が

大変参考になりました。よかったらご覧ください。