「つみたてNISA」のメリットや注意点をご紹介して、
皆さんが活用できるように説明していきます。
つみたてNISAの概要がわかりますので、
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
1.つみたてNISANの特徴
①税金がかからない
「投資信託の売却時に得られる利益」や
「分配金」は、「特定口座」や「一般口座」での投資では、
約20%が税金(所得税、住民税、復興税)として、
引かれてしまいます。
一方、つみたてNISAであれば、
売却時の利益や分配金は、非課税になります。
②つみたてNISAで20年間運用可能で、長期投資に向いている
今なら2042年(予定)までなら、
誰でも何歳からでも利用でき、
20年間非課税の恩恵が受けられます。
③少額投資が可能
つみたてNISAは年間40万円が投資上限額となっていて、
月額は3万3333円が上限となります。
楽天証券やSBI証券なら、
100円から少額投資が可能です。
まとまったお金がない方も、
少額から投資を始められます。
④払出し制限がない
60歳まで原則払出しが出来ないiDeCoと異なり、
つみたてNISAは途中で解約し、払出しをすることができます。
ただ、解約した分の非課税枠は復活しませんので、
出来るだけ長期の保有をおすすめします。
⑤自動積立ができるので、手間なくコツコツ投資ができる
最初に購入銘柄や積立額を決めておけば、
あとは証券会社が自動で購入してくれます。
楽天証券やSBI証券なら設定や変更(購入金額や銘柄の変更)も簡単です。
アプリやWEBページから簡単に手続きできます。
⑥長期投資に向く良い商品が揃っている
・「購入手数料が0円(ノーロード)」
・「信託報酬(投信保有時の管理手数料)が低い」など、
長期投資に適した商品を予め国が選定しているので、
ぼったくり商品を購入する危険性が少ないです。
以上、メリットを記載してきましたが、
つみたてNISAの注意点もご紹介しておきます。
2.つみたてNISANの注意点
①欲しい商品が新たにでてきても、スイッチングができない
つみたてNISAでは、「保有している資産」を、
保有していない新たな銘柄に切り替え(スイッチング)が出来ません。
これについては、
現時点でも良い商品が揃っていますので、
過度な心配は不要だと思います。
②損失が出ても、損益通算ができない
特定口座の場合、
ア証券の特定口座で20万円の利益が出て、
イ証券の特定口座で20万円の損失が出た場合、
両方の証券会社の損益を相殺し課税を減額することができます。
しかし、つみたてNISAは、
特定口座との損益を通算できないので、
損失が出た場合には他の特定口座との相殺ができません。
③一般NISAとの併用はできない
既に一般NISAをお持ちの方は、
手続きを行えば、つみたてNISAを開設できます。
3. つみたてNISAの始め方
オススメは楽天証券とSBI証券です。
取扱い商品が充実しています。
もしまだ証券口座をお持ちでない方は、
口座開設と一緒につみたてNISAの申請をすることができます。
楽天証券、SBI証券ならネットで手続きが完了しますので、大変便利です。
おすすめ証券会社について
わが家は楽天証券でつみたてNISAをしています。
楽天証券については、こちらの記事でご紹介しています。
優良な投資信託について
わが家も購入している投資信託は、
下記の記事に記載しています。
つみたてNISAはメリットの多い制度ですので、
優先して活用されてはいかがでしょうか。