「与える人」=「幸せに生きる」ためのヒント

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今回は、『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

を読んで考えたこと、思ったことをご紹介します。

 

 

内容を一言で表現すると、ずばり「情けは人の為ならず」。

 

本書では、人間を3つのタイプに分類しています。

 

3つのタイプ

ギバー=人に惜しみなく与える人

テイカー=自分の利益を優先させる人

マッチャー=損得のバランスを考える人

 

・受け取るよりも、はるかに多くを与える人

・先に与える人

こそが、ギバーであり、

成功する人であると本書では述べられています。

 

この感覚は、私もよくわかります。

自分から人のために動ける人は、とても助かりますし、

周りからも重宝されます。

 

特に仕事は一人ではできない場合が多く、

他者と協力して働く機会が多々ありますので、

ギバーが活躍する場なのだと思います。

 

経営者の稲盛和夫さんも、

利他の精神」の重要性を述べていました。

 

かの有名なピータードラッガーも、

貢献に焦点を合わせることによって、

自らの専門分野だけでなく、

組織全体の成果に注意を向けるようになる。

と述べています。

 

自分だけでなく、他人のために動ける人は、

かっこいいですし、人間関係も良好になると思います。

 

とはいえ、いきなりギバーとして振る舞うことは、

難しいかもしれません。

ギバーになるためのキーワードは

感謝の気持ち」だと考えました。

 

自分自身がやったことを評価する前に、

相手がしてくれたことをリスト化(思い返す)して、

感謝することから始めてみてはどうでしょうか。

 

自分がしてもらって嬉しかったことを、

次の人にしてあげればいいと思います。

 

感謝の気持ちは、相手からの貢献を気付くためには欠かせません。

 

 

一方で、「今の職場で貢献なんてしたくない

貢献することがない」という方が、いるかもしれません。

 

「貢献」を重く考えないことが1つの解決策です。

 

 ・ちょっとした周囲への声掛け

 ・プリンターのインク交換を率先してやる、

 ・電話を誰よりも早くとる、

 

 など、いわゆる雑務にも貢献できるポイントはあると思います。

 正直、とても助かります。

 

それすらしたくないという方は、

今の仕事や人間関係が合っていないのかもしれません。

異動や転職により、環境を変えるのも一案と考えます。

 

いずれにしても、自ら行動しないとギバーにはなれません。

 

ところで、周りにテイカーばかりだったら、

どうすればいいのでしょうか。

本書でも紹介されていますが、マッチャーでいく戦略を取ります。

 

「くれくれ」だけの人には、あげない。

いわゆる搾取されないように、

バランスを考えることも自己防衛だと思います。

 

毅然とした対応をとるためのヒントに、

エッセンシャル思考」という本が役立ちますので、

よかったら読んでみてください。

 

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他人に惜しみなく与えられる人

=ギバーになるためのヒントがわかる1冊です。

よかったらお試しください。