嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え 岸見一郎、古賀史健

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今日ご紹介する本は、「嫌われる勇気」です。

 

 

この本を読むと、いかに他人を気にし過ぎていたかということや、もっと自分に正直に生きたい、という思いにさせてくれます。

 

「過去の経験にどのような意味を与えるか」、「これから、どの生きるかを選ぶの」は全て自分なのです。

 

 

・自分の人生を決めるのは、「今ここ」に生きる「あなた」なのだ。「あなたはあなたのライフスタイル」を、自ら選んだ。

 

私たちが変わらないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心しているから、とアドラーは説いてます。

 

現状維持は確かに楽ですが、それでいいのでしょうか。

 

まずは、「今のライフスタイルをやめる」という決心をすることから始まります。1番いけないのは、「このまま」の状態で立ち止まることなのです。

 

ビジネス環境でも、家庭環境でも、ずっと同じはあり得ません。日々、状況は変化しているはずです。合わせて自分も変化していくことが大切です。

 

 

ライフスタイルを見直すにあたり、大事な心構えを、アドラーは次のように説いています。

・「誰かと競争するためではない。今の自分よりも前に進もうとすることにこそ価値がある」

・「他者からの承認を求め、他者からの評価ばかり気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになる」

・「自分の信じる最善の道を選ぶこと」

 

自分に正直になって、やってみたいと思っていること、やらないといけないと思っている課題に取り組んでみましょう。

 

その際には、決して他人と比べず、競争せず。自分の人生を選ぶのは、他ならぬ自分自身なのです。

 

対話形式になっているので、とても読みやすいです。

ぜひお試しください。