【本】生き方 人間として一番大切なこと/ 稲盛和夫

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今回は、稲盛和夫さんの「生き方」をご紹介します。

 

稲盛和夫さんは、京セラ、第二電電(現・KDDI)の創業者で、倒産したJALの会長に就任するなど、敏腕経営者として有名です。

 

「生き方」は、稲盛さんの人生に対する哲学、考え方に触れることができる良書です。

経営者らしく、仕事に対する心構えが多い印象ですが、

日常生活でも活かせるアドバイスとなっています。

 

・一生懸命働くこと、

・感謝の心を忘れないこと

・善き思い、正しい行いに努めること

・素直な反省心でいつも自分を律すること

・日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高め続けること

 

稲盛さんが一貫して主張しているのは、

上記のように、

「人間として間違っていないか、根本の論理や道徳に反していないか」

ということです。

 

自らの行動に「私心」がないか、「動機善なりや、私心なかりしか」と、

常に問うようにしているそうです。

 

印象に残ったフレーズ

・「してもらう」側から「してあげる」側へと、立場を180度変える

・「人生や仕事に対して、できるかぎり誠実であること。」

・「手を抜くことなく、まじめに一生懸命に働き、生きること」

・「何があっても感謝の念をもつ」

・「怒り」「欲望」「愚痴」が「三毒」

 

といった稲盛さんの心構えを学ぶことができます。

 

今回、徳に心に残ったフレーズ

「誰にも負けない努力をする。

人よりも多く研鑚する。また、それをひたむきに継続すること。

不平不満をいう暇があったら、一センチでも前へすすみ、向上するように努める」

 

愚痴る暇があるくらいなら、その分、努力・行動をしたいと思います。

 

ぜひお試しください。