【本】「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らない あなたの強み」/ 古野俊幸

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1. 今回紹介する本と概要

 

今回ご紹介する本は、

「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる 

 あなたの知らない あなたの強み」です。

 

 

この本を読むことで、

①自分のことをよく理解する(自己理解)

②周りの人の個性を深く理解する(他者理解)

③人との付き合い方を学ぶ

④よりよい意思決定をするポイントを会得する

⑤強みを活かすことで、だれもがエースになる

 

このような点を、学べるようになっています。

(①~⑤は書籍P11から引用)

 

人気漫画「宇宙兄弟」を読んでいない方でも、

楽しめる内容となっていますので、ご安心ください。

(ちなみに、わが家はこの本をきっかけに、

 宇宙兄弟を読み始めました)

 

 

2. 学べること

 

そもそもFFS理論とは

人によって、環境や刺激に対する感じ方や捉え方は違います。

その感じ方や捉え方の特性を5つの因子として計量化したものが、

FFS理論(開発者:小林惠一博士)です。

 

詳細の解説は本書に譲りますが、

質問に答えると、5つの因子(※)とストレス状態が数値化され、

それらの数値から、自身の個性に影響を与えている因子が特定されます。

 

(※)5つの因子

・凝縮性:固定・強化させようとする力の源泉

・受容性:外部を受け入れようとする力の源泉

・弁別性:相反する二律にはっきりと分けようとする力の源泉

・拡散性:飛び散っていこうとする力の源泉

・保全性:維持するために工夫改善していく力の源泉

  

本書の特典として、

「宇宙兄弟バージョン」のFFS診断を受けることができます。

「宇宙兄弟」に登場する25人のキャラクターの中から、

ご自身に似ている人物と、その特徴を知ることができます。

(診断を受けられる回数は1回だけです。)

 

FFS理論は、

「自分のいい面がいま出ているかどうか」

「悪い面が出ているとしたら、何が原因なのか、どうすればいいのか」

を判断する手がかりになります。

 

また、相手は「〇〇の因子が強い人なんだ」

「だから、このような発言、行動をするんだ」といった具合に、

相手を理解する上で役立つものだと思います。

 

ソニー、LINEをはじめ、約800社の企業が、

このFFS理論を取り入れているそうです。

 

個人的には、FFS理論をもっと企業が導入し、

適材適所の人員配置を心がければ、

ミスマッチが減るのではないかと思っています。

 

3. 今回の言葉

 

無理に強くなるより「強みで戦う」ほうがいい。

 

上記の言葉が印象に残っています。

自分に合わないことをするよりも、自分の強みを強化する方向の方が、

ストレスも少ないですし、何より楽しいと思います。

 

この本を読んで、皆さんも自分の強みを見つけてください。

ぜひお試しください。